みなさん、定期的に婦人科受診されていますか?
この記事では、私のリアルな子宮体がん検診・子宮鏡検査の体験談についてお伝えします。
✔子宮体がん・子宮鏡検査受ける予定だけど、実際どうなんだろう…
✔20歳過ぎても婦人科受診をしたことがない
✔婦人科の内診、初めてで怖い…
という方にオススメです。
婦人科行くの怖いけど、受診しない方がもっと怖い
昔、こんなことがありました。
婦人科の内診って、レントゲン使って子宮をみるの?
え…うぇ!?!?
マジです。マジの話です。
私のように婦人科系のトラブルがある方や、定期的にがん検診を受診している方、
または、
ピルなどの処方を受けている方は、おなじみの婦人科受診。
一方で、上記のように20歳を過ぎても、
「婦人科、なにそれ?」という方がこの世に存在しています。
確かに、私も婦人科トラブルがなければ、
どこか遠い存在に思えていたかもしれません。
…というのも、単純に怖いじゃないですか。
だって、子宮を診られるということは、
文字通り、直接下から検査器具を入れられるということですので。(笑)
その上、検診となると何か細胞をとったりするんでしょ…?(;’∀’)
想像しただけでも、鳥肌が立ちます。
できることなら、妊娠までお世話になりたくない気持ちも分からなくもないです。
しかし逆に、
✔将来妊娠を考えている
✔妊娠は考えていないが、いつまでも健康な体でいたいという方
こそ、MUST TO GO!!
婦人科受診は本当に本当に大切なことで、
行かない方が怖いんだってことを
少しでもお伝えできればと思います。
後半では私の子宮体がんと子宮鏡検査のリアル体験談もお伝えします(‘ω’)ノ
はじめての婦人科受診
私が婦人科の門を叩いたのは中学生の頃、不正出血が長引いた時でした。
若い頃だったので、お腹からのエコー検査のみ。
それ以降、生理痛がひどい等の悩みはありましたが、
特に婦人科受診をするという考えにはいたらずでした。
そして数年たったある時、おりもののトラブルに見舞われ、再度の受診…
初めての内診(超音波検査)は本当にいや~な感じがしてしまい、
終わった後も足が震えていました。
ただ、思ってたほどの痛みはなく、
意外にいけた!やった!
と思った記憶があります。
【恐怖】子宮体がん検診
その後、不正出血が長引いた時期があり、また近くの婦人科に伺いました。
内膜ポリープがありそうですね。
念のため、子宮体がん検査しておきましょう
えっ、もしや
例の、痛いやつ…?(ガクブル)
※内膜ポリープとは、子宮の内膜にできるポリープのこと
※子宮がん検診は、子宮頸がん検査と子宮体がん検査の2種類あり、
子宮頸がん検査は膣の入り口、子宮体がん検査は子宮内膜の細胞をとって検査するものです
受診をする前、調べていたのですが
子宮体がん検査は痛みを伴うとのことでした…
では、始めますね!と言われた途端、
生理痛の痛みと同じような感覚と不快感が襲ってきました。
う、う…
(いつまでやるんだ…)
検査自体は2~3分だったと思います。
先生が気を遣って話しながらやってくださったいましたが、
とっても長く感じました。
検査後、先生の話を聞くために椅子に座った瞬間気分が悪くなり、座っていられなくなりました。
すぐさま看護師さんに別室に連れられました…((+_+))
検査前から緊張していたし、
内診台に上がってから少し待たされる時間があったので、
緊張が増大してしまったのかもしれません…
プラス痛みが重なり、気分が悪くなったのだと思います。
初めての子宮体がん検査はこんな形で少し嫌~な記憶になってしまいました。
※なお、20歳以上の方が年に1回程度行う子宮がん検診は
子宮頸がん検査の方なので、ご心配いりません
子宮頸がん検診は通常痛みを感じません
そして、子宮鏡検査
あの恐怖の子宮体がん検診から数カ月後、
引っ越しを機にまた新しい病院で診察をしてもらう為、婦人科へ伺いました。
そこで言われたのが、
子宮鏡検査をして、一度子宮の中を診ておきましょう
(ま、また…?
今度はなに!!)
痛みはありますか?
あ~そんなの全然大丈夫ですよ~
痛くないですよ
(ほんとかよ…)
子宮鏡検査とは、子宮の中を専用の小型カメラで観察する検査のこと
分かりやすくいうと、胃カメラの子宮バージョンみたいなものです
先生が言うなら…と思い、検査を決意しました。
当日の説明をしてくださった看護師さんにも
痛みがあるかどうかについて聞くと、
「痛みはあまりないが、もし気になるようであれば事前に鎮痛剤を飲んでください」と言われました。
(先生のこと信用してなさすぎ(笑))
子宮鏡検査の日を予約し、とにかく「子宮鏡検査 痛み(検索)」と調べに調べました。
しかし、基本的には痛みは少ないなどの表記が多いばかりで、
あまり参考になるようなものはありませんでした。
ここまできたら腹をくくるしかないと思いましたが、
以前の体がん検査の記憶がよみがえり、
念のため検査当日は旦那についてきてもらうことになりました。
検査当日のこと
当日鎮痛剤を飲み、旦那に「何かあったらよろしく頼む!!」と依頼。(笑)
順番がくるまで緊張はしていましたが、もうやるしかない!と思いながら、深呼吸をしていました。
名前が呼ばれ、いつもの内診台に通されます。
では初めていきますね~
の合図で、先生が深呼吸をされていたので、
(なるほど…深呼吸しよう!)
スーハースーハー…
子宮入口を洗浄され、生理食塩水を流されます。(この辺りは緊張で、記憶があやふや)
そしてカメラが入ります。
お!思ってたよりいけるかも…
ちょっと痛いけど…(スーハースーハー)
時間を増すごとに生理痛のような痛みがでてきます。
しかし、ぎりモニターが観れるくらいの痛み。
子宮内はきれいですね~
ポリープはありますけど問題はなさそうですね
あと、これが卵管の入口ですよ~
(こ、これが私の子宮か…( ゚Д゚)
神秘的だ!)
などと思いながら、おそらく5分と少し経ち、あっという間に終わりました。
終わった後も、特に気分も悪くなりませんでした。
よかったーーーー(´;ω;`)
家まで歩きましたが、道中、徐々に生理痛のような痛みが出てきました。
これから受けられる方、検査日は安静が第一です(‘ω’)ノ
よっしゃ!検査に勝ったぞ!!
ってか先生、全然痛みない言ってたのウソじゃん!
しかし、ビビりな私でも意外にいけました!!
深呼吸が利いたのかな…?( `ー´)ノ
定期的な婦人科受診のススメ・おすすめの本
こうして事あるごとに婦人科受診をしたり、
定期的な検診(子宮頸がん検査)を受けているのには理由があります。
私の周りの人たちがきちんと受診している人が多かったというラッキー要因と、
母(40代辺りの頃)が乳がんを患ったというショッキングな経験があるからです。
幼いながら母の姿を間近で目撃し、患ってからでは遅いと目の当たりにしました。
(今でも鮮明に覚えているのが、母が入院した病室の独特の匂いと他の患者さんの光景。
がん発覚から治療まで、体感覚で覚えている苦しみや恐怖は一生忘れられません。
※ちなみに今、母は治療を終えて元気です!)
がんを予防するという観点から、がん検診は非常に大切だということを
一人でも多くの方に知って、行動に移して頂きたいと強く思っています。
子宮頸がんは20代でかかる方も多いということで、他人事ではありません。
子宮頸がんは、早期に発見されれば、治療により比較的治癒しやすいがんとされていますが、ごく早期のものを除いて子宮の摘出が必要となることがあります。他のがんと同様、発見される時期が遅くなると治療が難しくなります。少しずつ進行していくものですから、定期的に子宮頸がん検診を受診し、早期発見・早期治療に努めることが重要です。
出典:「HPVワクチンに関するQ&A」(厚生労働省)(2022年9月2日に利用)
ぜひ定期的な受診をお勧めします。
また、子宮頸がん検診以外にも
✔生理痛がひどい
✔不正出血がある
✔経血の量が多い・少ない
✔生理不順 などなど
何か不安がある場合もすぐに受診することをおすすめします。
私の場合は、おりもののトラブルや不正出血が受診のサインになりました。
しかし、生理痛の悩みは中学生の頃からあり、
その時にすぐに受診していれば…と少し後悔しています。
また、子宮頸がんワクチンについても色んな問題がありますが、
もっとしっかり調べておけばよかったと今更ながら後悔しています。
婦人科を受診することは怖いけれど、
受診することで防げる病気も防げない…
方がもっと怖いです。
ぜひ、まだ婦人科受診したことがないという方は
これを機に一度受診をしてみてください(‘ω’)ノ
↓おすすめの本
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