子どもを産むのが怖い(子どもを産むという価値観)

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専業主婦ライフ
むぎ
むぎ

子どもを持つのが怖い…

この記事では、アラサー子なし専業主婦の私が思う”子どもを持つことについての価値観”についてお伝えします。

子どもがほしいか分からない

将来子どもを考えたいけれど、正直怖い

という方にオススメの記事です。

結婚するまで

私は小さい頃、

”将来は子どもを2人産んで

旦那さんとほのぼの暮らしてみたい”と想像していた、

割とどこにでもいる子どもでした。

母は私を含め3人の子どもを産み、

その環境で育ってきたというのもあり、

むぎ
むぎ

「結婚したら子どもを産むのが当たり前」

という価値観をいつのまにか持っていました。

高校~社会人になりたての頃には、

子どもは大体30歳くらいでほしいなと思っていましたが、

そんなのまだ先!」…とを考える余裕もありませんでした。

ただ働いている中で、

不妊治療をされている方や、

婦人科の病気を患っている方とお話する機会があり、

「子どもを授かることは奇跡だ」というイメージは

頭の中にぼんやりとある状態ではありました

子どもが欲しくないっておかしい?

そして、あれよあれよという間に、結婚をしました。

…と同時にコロナの時代がやってきました( ;∀;)(なんで~)

今となってはコロナ禍での出産は当たり前ですが、

数年前は未知のウイルス。

コロナにかかるとどうしようもないし、

今すぐには欲しい訳でもないし、

落ち着いてから考えようと思って先延ばしにしてきました。

子どもを産むということに対してリアルに考えるようになっても、

つわりを経験する恐怖(嘔吐恐怖症です)

出産の痛みに対する恐怖が一番に思い浮かび、

「いやいや無理無理!!」という感じでした。

私自身、特段めちゃくちゃ子どもが好きという訳ではないし…

と思っていますが、

一方で旦那は割と子どもが好きで、

その姿を見るたびにチクチクと胸が痛くなっている自分もいました

周りには当たり前のように

結婚したら産むものだと思っている人ばかりで、

いつしか「子どもが欲しくないって、おかしいのかな?」とも

思うようになりました。

旦那から「子どもがほしい」と言われる

私の感情は旦那にも伝えていましたが、

旦那からもある日「私との子どもがほしい」と伝えられました

人生でこういうことを言われると微塵も想像していなかったので、

むぎ
むぎ

「わ、私の子ども?リアルに想像しただけでも怖すぎる」

と思いましたが、嬉しい気持ちでいっぱいになりました。

しかし、私の気持ちは変わらず、

「もし、私が子どもを欲しくないと言ったら、この関係はどうなるのだろう…」という思いでいっぱいでした。

そして、いつしかわたしは「子どもが欲しいと思わないといけない」とも思うようになりました。

この感情はとても複雑で、

もし子どもが産まれたら精一杯育てる覚悟はありますが、

今考えても産まれてくる子どもにも、母体となる自分にも失礼だなと思いました。

1つの命を誕生させるという錬金術は良いのか?

私が子どもを産むことについて、

もう一つ、とても強く思うことがあります。

それは、子どもを産むということ

自我・意識を持つ生命をこの世に誕生させるということで、

それに対する底知れない恐怖を感じるということです。

私が死ぬという想像(おかしくなりそう)の恐怖と

私が別個体の生命を産みだす想像の恐怖は、

もはや私の中でイコールに近いです。

命を誕生させるという責任は当たり前ですが、

全く軽いものだとは思いません。

また、「将来安心に暮らしたいから子どもが欲しい」

「夫が大好きだから大好きな夫との子どもが欲しい」

「楽しそうだから子どもが欲しい」と

自分主体で子どもを産むということを決めるのは

どうなんだろう?とも思います。

※今子どもをほしいと思っている方や、

お子様を育てている方に対しての批判では決してございません。

人それぞれ」が前提で、あくまでも私が産むのなら?という観点でのお話です。

考えすぎかなと思っていましたが、

この前大学時代の友達が同じことを思っていると聞いて、

死ぬほど安心しました。(;’∀’)

その友達と話した結果、当たり前ですが、

妊活というのは”私”や”夫”という自分主体の考え方でないと、

妊活できないということが分かりました。

産まれてくる子ども主体で考えていては、いつまでも妊活できないということです。

※産まないということも生命のサイクルを途絶えさすという観点から

自分主体なのでは?との考えもあると最近動画で知りました。

確かにそうかもしれません。正解はないですね…

アラサーの妊活事情

私の頭の中はとにかくグルグルと思考がめぐり、

ああでもない、こうでもないと思いながら日々を過ごしていました。

妊娠・出産は未経験で

情報も知識もない状態で悩んでいても仕方ないので、

とにかく妊娠・出産に対する情報を集めることにしました。

すると、やはり卵子の数は歳を経る毎に減る為、

自然妊娠をする確率が少なくなると書かれていました。

私は更に追い込まれます。

むぎ
むぎ

どうしよう。

考えているうちに歳をとってしまう…

そして私は「早く子どもを欲しいと思わないといけない

ますます「子どもを欲しくないと思う私はおかしいのか?」と思うようになりました。

実家に帰省すると、やはり子どものことについて言われます。

祖母
祖母

子どもは?産まないの?

父

子ども産まないといけないね

むぎ
むぎ

そういうことを言うことはいけないんだよ(結構強気)

それはもう昭和の人だから仕方ないことで、

「はいはい」とか「そういうこと言うのはよくないよ」と流したり、

意見を言ったりしてはきましたが、

今でも言われますし、煩わしく思っています。

姪っ子・甥っ子との出会い

私には1歳未満の姪っ子と小学校低学年の甥っ子がいます。

コロナ禍で帰省する際(毎回PCR受診後に帰省)、

何度か数日間共にするという機会がありました。

今まで、私の周りには夫の姪っ子・甥っ子と会う機会しかなかったのですが、

私の極々身近にも子どもという存在が増えました

子どもや子どもを育てる母親父親を間近で観察したことはなかったので、

私にとって将来をイメージするのに絶好の機会だと思いました。

初めて会った時は、

むぎ
むぎ

なんかすごい小さい!(当たり前)

ど、どう接したらいいの?

となりましたが、

周りが接している姿を真似しながら、

徐々に子どもにはこういう風に接するのが自然なんだと分かってきました。

そして今年、初めて7日間くらい同じ家で過ごすことになり、

どんな感じなんだろうと半ば怯えながら帰省しました。

小学生1年になったばかりの男の子と

2歳になる前の女の子は想像の2倍も3倍も超える賑やかさ

普段夫婦2人静かな暮らしをしている(&HSPの)私にとっては

かなりキツイ…

と感じてしまいました。

子育ての大変さ(驚く程カオス)を間近で見ると、

子どもは手がかかるものだということを初めて身をもって体感することが出来ました

お別れの頃にはもうクタクタで、休みにきたのに、

全然体が休まっていないと感じました。( ;∀;)

子ども、かわいいかもしれない

そんな大変な1週間を過ごした中で、心境の変化がありました。

むぎ
むぎ

子ども、かわいいかもしれない

初めて身近に子どもができ、接する中で、

やっぱりめっちゃ可愛い!と思う時間もありました。

純粋に、小さいというだけで可愛いですが、

私の行動を真似したり、私の名前を呼んだり、

遊んでほしいと言ってきたりするのは、とても可愛いと感じました。

カオスな空間の中にも、癒しの時間があり、

よく言われる

起きている時はうるさいけど、

寝ているときは天使なのよね…

というセリフの意味を理解できた気がしました。

最後お別れする時も、

お別れするのが嫌でギャン泣きしていた姿に

私もホロリと泣いてしまいそうでした。

私はHSPなので、夜泣きや昼夜問わない賑やかさにはついていけなく、

精神がおかしくなりそうな時も何度かありました。

ただそれも、夜泣きしないような工夫

(お風呂後は部屋を暗くして、寝かしつけようのYoutubeを流すなど)を提案して実行したところ、

ものの見事に成功。

工夫しさえすれば、なんとかなるということも学びました。

(きっと、なんとかならないこともあるのかもしれませんが)

結果的に、この7日間で

会う前に想定していた以上の学びを得ることが出来ました

子どもがほしいと思わないというのは、

子どもが周りにおらず、

子育てが大変だというメディア情報だけが耳に入る私の環境では

決しておかしくないものかもしれない、と思いました。

※もちろん、そんな環境でなくても、

子どもが欲しくないと思うのはおかしい事では決してありません。

あくまで私の場合です。

予想外のブレイクスルーと現在の心境

色々経た後の現在の心境ですが、

私が少し前まで抱いていた

「子どもを欲しいと思わないといけない」という思いは、

きれいさっぱりなくなったかと言えば、

そんなことはありません

未だに嘔吐恐怖症なので、つわりの恐怖はありますが、

痛みについては無痛分娩という方法があり、

よさげな病院も探すことができので、悩みについては少し軽減しました。

そして、HSPでも怖いもの知らずの姿勢で行動した結果生じた

予想外のブレイクスルー(カオスと癒しの7日間)は、

私の中で強烈なインパクトを残しました。

なんというか、

”脳みそをボコボコ殴られて、こねくり回されて、何か新しいものが生まれでてきた

そういうイメージです(笑)

そして、

夫婦間でも「もし私が子どもを産まないという選択肢をとったら」ということについても話し合いをしました。

結構な覚悟がいりました。清水の舞台から飛び降りるくらい( ;∀;))

夫はそのことで嫌いになるとか、離婚するとかは言われず、

そのままの私を受け入れてくれました

本当に心の底から感謝です。

学んだこと

一番大切なのは、私の心に蓋をして、見て見ぬふりをすることはしないということです。

一瞬くらいは自分を騙せますが、

もしその状態で子どもを授かったとしたら

(おそらく子どもの方はその状態で来てくれないと思いますが)、

大変になるのは目に見えています。

そして、あらゆる方面での学びや思考をとめないことも大切だと思いました。

予想外のブレイクスルーも、想定している心のキャパよりも学びを優先した結果、生じたことでした。

もしかすると、想定していた心のキャパは小さすぎたのかもしれません。

単に自分を過小評価していたのかもしれません。

「エイヤッ」で結果なんとかなりました。(工夫はしましたが)

とにかく、私の心や夫と向き合いながら、

ただ沼にはまることなく、思考や行動をとめずに

これからも前に進んでいきたいです。

もし、妊活以前のことで悩んでいる方がいれば、

少しでも共感してくださったり、

参考になったりしていると嬉しいです。

それでは!

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