図書館ってなんだか古臭い…
子どもの頃に行ったっきり、行ってないな…
という方、はっきり言って損してます!!
今の図書館は思いのほか進化しています( ゚Д゚)エッ
そしてそして、無料で節約になるから…と思われるかもしれませんが、
図書館は私たちが支払っている税金で管理されてますので、
活用しないともったいないです( ;∀;)
この記事では、図書館で勤務経験のある私が
図書館の楽しみ方・活用法をご紹介します♪
✔図書館を普段利用しない方
✔図書館をいまいち使いこなせていない方
にオススメの記事です(‘ω’)ノ
図書館って楽しいよ
まずは私が思う図書館の良さをざっと6つご紹介します!
お金がかからない
言うまでもないですが、利用に際し、お金は要りません。
なんといってもこれが一番の魅力ですね!有難や…
本を置いておくスペースが不要
手元に置いておきたい…という本はいくつかあると思いますが、
購入した本全て家に置いておくのは、売る等処分しない限りスペースをとります。
そして、売るということもひと手間かかります。
図書館では何十万冊も所蔵があり、
借りたい時に借りたい本を借り、
そして返すだけ。
お家でスペースをとる必要もありません。
電子書籍は、データ容量というスペースをとると考えれば
図書館はそれも不要です。
偶然の出会いがある
図書館の第二の魅力といっても過言ではありません。
本屋やネットのオススメ機能でも同じことが言えますが、
過去の本を手に取ってみようとすると本屋では限りがありますし、
オススメ機能で出てくる関連本も
ネットのアルゴリズムよりかは、
自分で書棚を見てふらっと見つけた方が
嬉しさは倍増すると思いませんか?(‘ω’)
また、各館の蔵書も地域によって様々なので、
書棚をゆるりと見ていると、これまた面白い発見があります♪(私は毎回のようにあります)
それが楽しいんです!!
偶然の出会いが日々を楽しくしてくれます♪
実は本だけじゃない
図書館で借りれるのは、小説や実用書だけではありません。
漫画も雑誌、そしてPC(館内利用)も借りれます♪
例えば、本でもるるぶのような旅行雑誌もあります!
そして、CDも紙芝居もDVDも、
最近では電子書籍(!!)も借りることができます!(図書館による)
視聴覚室が館内にあればDVDをその場で観ることだってできます(*’ω’*)
まずは、お住まいの図書館のHPで調べてみてください♪
意外にこんなこともできるんだ!と発見があると思います(‘ω’)ノ
積読派にはぴったり!?
積読派日本代表のむぎです!
本を買って満足して、読まないで積んでおいていることを積読(つんどく)と言います。
ちなみに日本ならではの言葉だそうです。
何を隠そうこの私、積読傾向にあります!(;’∀’)
家に読んでない本がどんどん増えていく…
そして読まないといけないプレッシャーが大きくなるばかり…
せっかくお金を出して買ったのに…
…じゃあ、読めば?
という私みたいな方には、図書館利用がとってもオススメです(‘ω’)ノ
無料で借りれる、且つ、返却期限が決まっているという図書館を
利用しない手はありません!
せっかく購入したけど、面白くなかった…
けどもったいない…という罪悪感もゼロになります(‘ω’)ノ
外にでるきっかけづくり
私のように用事がなければ
外にはでない生活をされている方にとって、
図書館で本を借りに行くのはとっても良い気分転換になります(‘ω’)ノ
着いて、静寂な空間の中で書棚をふらりと見るだけでも気分は上がります♪
図書館の活用
さて、ここからは図書館の活用法をお伝えします!
借りるには利用者登録から
図書館の蔵書を館内で読む分にはどなたでも利用できます。
しかし、借りるとなると利用者登録が必要です。
お住まいの地域や通勤・通学の地域であれば、
(東京では居住地・通勤通学地問わず貸出可能な区が多いです)
利用者登録ができるので、ぜひHPを確認してみてください。
予約・リクエスト
予約をすると、お住まいの近くの図書館に本を取り寄せることができます。
わざわざ所蔵がある館に行かなくても良いので楽ちんですね♪
また、所蔵のない本は図書館に所蔵のリクエストすることができます。
予約が回ってくる日は基本予測ができません。
なぜなら、予約本が回ってきて取り置く日も、
返却日も、輸送日数もバラバラだからです。
必ず受け取れる日に予約が回ってくるとも限りません( ゚Д゚)
また、手持ちの未読本との読むペース配分も必要なので、
手持ちの本がいっぱいいっぱいだと、
いざ予約本が回ってきたときアワアワしますので、
その辺りの配分も考える必要がありますね(‘ω’)ノ
それでも予約は何度もできるので、急がない方は再トライを!
相互利用
借りたい本がお住まいの地域の図書館に所蔵がないときに利用できるのが、
この相互利用や相互貸借サービスです。
簡単に言うと、お住まいの地域で所蔵されていない本を、
所蔵がある別の地域の図書館から借りるというサービスです。
図書館間で貸し借りをするので相互利用・貸借と言います。
お住まいの地域によって利用方法が異なりますので、こちらもHPを確認してください(‘ω’)ノ
この制度があるので、基本借りられない本はほぼないと思います!(出たばかりの新刊除く)
レファレンス
○○について知りたいけれど、どの本を借りてよいか分からない…
という場合には、レファレンスサービスを受けることができます。
図書館の司書は、このレファレンスサービスをすることができるように
勉強をされるので、ぜひカウンターなどで気軽に聞いてみてください♪
知っておく・持っておくと便利!!
書見台
ブックスタンドは一台持っておかれると便利です♪
高さ調整と角度調整ができるので、読書時間が快適になります(‘ω’)ノ
私が持っているのは、こちらです!
貸出状況を確認できるサイト(無料)
全国7,400以上の図書館の貸出状況をリアルタイムで確認できる
便利なカーリルというサイトがあります。
本の表紙を見ながら探せて、読みたいリストも作成できて、
サイトの操作性も良いのでおすすめです(*’ω’*)
Amazonの本が図書館にあるか一目でわかる(無料)
その本、図書館にあります。というサービスがあります。
Amazonで検索した本が、最寄りの図書館に所蔵があるか否かを
確認できます。
google chrome拡張機能で使えて便利なので、
ぜひチェックしてみてください。
本の並び・分類
図書館は本屋と違い、
独自のルールに基づいて本が並んでいます。
その名も日本十進分類法といいます。
ざっくり言うと、本のカテゴリを0類~9類の10コに分類する方法です。
それを、更に10コに分け(0~9)、更に10コに分けます(0~9)。
上記を3桁の数字で表しています。
ほとんど全ての図書館がこちらの分類方法で本を分類しているので、
自分の好きなカテゴリは大体何類なのかを覚えておくと良いと思います(‘ω’)ノ
※0類の総記とは、
1~9類に当てはまらない、もしくは
複数の分類or全ての分類に該当するカテゴリです!
(百科事典や○○全集、情報学系など)
図書館界のドン、国立国会図書館が気になる!
さてさて、ここまでくると結構マニアック(?)かもしれません( `ー´)ノ
私たちになじみ深い各都道府県の図書館とは別に、
国立国会図書館(HPリンク)というのが存在します。
国立国会図書館は、
・国会の活動のサポート、国会会議録や法令のデータベースの作成
・資料の収集、整理、保存
を主な役割としています。
所蔵資料数は日本最大とのこと!
一般利用可能です♪
知っただけでも、
一度行ってみたい!!
と思いませんか?(私だけ?(笑))
そして、国会図書館は
・東京本館(永田町)
・関西館(京都府精華町)
・国際子ども図書館(上野)
の3館あり、
ぜひ気になる方はHPで確認してみてください。
※東京本館では人数制限などを行うそうなので、あらかじめ確認をお願いします
※基本は貸出は行っておらず、館内で閲覧するという利用方法になります
私は図書館学をかじっただけあって、
生きている間には一度行ってみたいと思ってます(‘ω’)ノ
図書館を使い倒す
図書館は日々進化しています。
人を介さず機械で貸出・返却ができるところがあったり、
電子書籍を借りることができたり、
本を消毒する機械が館内にあったり、
カフェが併設されたり…
と図書館には随分前に行ったきりだ…という方は、驚かれるかもしれません。
そして、世界を見ると、
フィンランドヘルシンキの図書館Oodiでは3Dプリンタやゲームが借りられたり、
ニューヨーク公共図書館(※)では、就業支援や趣味の教室を開いたり、幼児教育を行ったりなど、
図書館が地域の人にとって、
本の貸出以上に重要な役割を果たしているところもあります。
※ちなみに私は『ニューヨーク公共図書館 エクス・リブリス』という
ニューヨーク公共図書館を舞台にしたドキュメンタリー映画を映画館で観てきました。
本館と92の分館からなり、世界最大級の”知の殿堂”と言われるだけあって、
図書館の役割が想像以上に幅広く、驚きの連続でした。
司書やボランティアさん、経営陣たちの裏側を垣間見れて、非常に興味深かったです♪
》Amazon Prime Videoで観る(※レンタル作品です)
※本ページの情報は2023年1月時点のものです。最新の配信状況はAmazonPrimeVideoサイトにてご確認ください。
図書館をもっともっと利用して、
図書館の役割は私たちにとってとても重要なんだと
国に思わせることができれば…
海外のようなサービスも果たす役割も充実した図書館が
日本にもできるのかなと思っています…♪
ぜひ、みなさんも気軽に図書館を利用してみてはいかがでしょうか?
それでは!
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